助成金申請を社労士に依頼するメリット

助成金申請は、必ず社労士に依頼しなければいけないものではありません。会社で、自ら申請を行うことももちろん可能です。ただし、社労士に依頼するメリットもございます。

①　ニーズに合った助成金を選んでくれる
助成金の種類は多く、目を通すだけでも大変です。そ受給要件や申請期間、一番気になる受給額など、基本的な内容を事業主自らが常にチェックするのは現実的には相当な時間が必要です。

②　コストが高くなる場合もある
助成金の書類作成は会社にとっては毎月行っている業務ではありません。つまり、通常業務として上達させても意味がありません。不慣れな業務に時間を割いて貴重な時間を浪費させてしまいます。したがって、専門家である社労士に依頼し、自らは本業に専念することが、結果として安くあがることも十分に考えられます。

③　申請期限を逃す可能性がある
助成金には申請期限もあります。日々の通常業務に忙殺されてしまい、不慣れな助成金の申請期限を見逃してしまうリスクは大いにあります。

④　助成金の要件に詳しい
助成金の年度単位で細かい点が改正されたりします。助成金に詳しい社労士は常に助成金の情報にアンテナを張っています。事前に要件の変更を把握していれば、時間に余裕を持って準備と対応が可能です。

⑤　不支給となった事例にも詳しい
実際のところ、助成金申請の成功率は、完全に100％ではありません。不支給となるケースはどうしても発生してしまいます。不支給となる原因の多くは、支給要件の見解の相違、不支給要件の発生などの想定外のアクシデントが判明した際に発生します。
しかし、助成金に詳しい社労士の場合多くの不支給案件を情報としてを蓄積しています。頻繫に申請窓口に出向くため、各申請窓口で不支給ケースの情報や注意点など、最新の情報を収集しておりますので、同様の不支給を招くことはないといえます。